Farewell to ruin

STORY

20XX年、超巨大隕石が地球に激突。
なぜか犠牲者は1人も出なかったものの、地球を1巡した強力な電磁波により、世界はその日を境に一変した。
人は性別を失った。
世界から性別という概念がすぐに無くなった訳ではないが、体の差異が失われてしまった以上、性別の概念が失われるのは時間の問題だった。
それから、20年の月日が流れ、科学の急発達により、男と女がいなくても子孫を残す事が可能となる。
人は、より自由に恋愛を楽しめるようになったと言いたいところだが、 恋愛自体が不要なものと見なされており、大抵の人々は、恋愛という言葉を日常的に口にする事はなかった。
しかし、性別が完全に消えてしまったわけではなく、ごく稀に性別を持った人間が生まれる事があった。
そして、今現在、世界にいる男と女はそれぞれ1人ずつ。

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